- 電子立国は、なぜ凋落したか
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- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784822276980
[BOOKデータベースより]
かつて世界を席巻し、自動車と並ぶ外貨の稼ぎ頭だった日本の電子産業。今や、それは夢まぼろしである。そうなってしまった本当の原因は何か。多面的な視点で解き明かす。
第1章 大きな産業が日本から消えようとしている―日本のICT産業の貿易赤字は「天然ガス」並み
第2章 分かっていたはずの「地デジ特需」終了―日本製テレビが盛んに輸出されていたのは1985年まで
第3章 100年ぶりの通信自由化がもたらしたもの―「自由化」「モバイル」「インターネット」の大波に翻弄された通信市場
第4章 鎖国のときは栄え、開国したら衰退―市場のグローバル化で精彩を失った日本のパソコン
第5章 「安すぎる」と非難され、やがて「高すぎて」売れなくなる―日本のDRAM産業の栄枯盛衰
第6章 日本の半導体産業、分業を嫌い続けた果てに衰退―半導体産業でも設計と製造の分業で進む
第7章 アップルにも鴻海にもなれなかった日本メーカー―ファブレス・メーカーとEMSが製造業を再定義
第8章 イノベーションと研究を混同した日本電子産業―技術革新はイノベーションではない
第9章 成功体験から抜け出せるか―工本主義による保護は工業を元気にはしない
かつて世界を席巻し、自動車と並ぶ外貨の稼ぎ頭だった日本の電子産業だが、今やそれは夢まぼろしである。そうなってしまった本当の原因とはいったい何か、多面的な視点で解き明かす。
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「日経テクノロジーオンライン」のNo.1人気連載「電子立国は、なぜ凋落したか」を書籍化。電子立国の再興に光はあるのか。 技術ジャーナリストの西村吉雄氏が、政策・経済のマクロ動向、産業史、電子技術の変遷などの多面的な視点で、電子立国が凋落した本当の原因を解き明かしていく。