一瓦一説

瓦からみる日本古代史

淡交社
森郁夫　

• 価格: 1,540円（本体1,400円＋税）
• 発行年月: 2014年07月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784473039514

内容情報

[BOOKデータベースより]

寺院・宮殿跡から出土する古代瓦でみえてくる日本の黎明。

序章　出土瓦から読み取れること
第１章　推古朝の瓦（飛鳥寺の瓦１―最古の軒丸瓦桜花状の蓮華文；飛鳥寺の瓦２―新たな文様の発想　ほか）
第２章　舒明・孝徳朝の瓦（山田寺の瓦―新たな軒瓦の出現；法起寺の瓦―長期にわたった工事　ほか）
第３章　天武・持統朝の瓦（川原寺の瓦―複弁蓮華文の誕生；小山廃寺の瓦―雷文縁を飾った軒丸瓦　ほか）
第４章　聖武朝の瓦（興福寺の瓦―他氏族の技術がみられる瓦；大安寺の瓦―異質な文様の軒瓦　ほか）
補遺（額安寺の瓦―法隆寺との関係；長林寺の瓦―法隆寺の技術の伝播　ほか）

[日販商品データベースより]

古代寺院跡の出土品の中で最も多い瓦。本書では、古代瓦研究の第一人者が、出土瓦から読み取れることを平易に語る。日本で最初の瓦葺の寺院であった飛鳥寺から、奈良時代末期までについてを執筆。〈受賞情報〉古代歴史文化賞優秀作品賞（第３回）