[BOOKデータベースより]
いま打たれ弱い若者、部下を叱れない上司、子供を怒れない親が増えているという。そんな時代に、親に上司に怒鳴られ続けて60年のアガワが贈る、叱られても凹まない心得。
1 叱る覚悟と聞く力(「ステキ」を誉め言葉に変換する;「私、人見知りなんです」は甘えじゃないの?;最初に本性をさらけ出す ほか)
2 叱られ続けのアガワ60年史(「家なき子」事件;涙の誕生日事件;「お父さんにそっくり」事件 ほか)
3 叱られる力とは?(「別れ話」の乗り越え方;「最悪経験」を尺度にする;ゴルフに学ぶ人づきあいのマナー ほか)
150万部超のベストセラーとなった阿川佐和子さんの『聞く力』の第2弾です。今回のテーマは、「叱る」です。
『聞く力』についての取材を受けるうち、阿川さんは女性誌の編集者との雑談で、いかに部下を叱りにくいか、若い社員が叱られ弱いか、について聞かされる機会が何度もありました。注意したら会社に来なくなった、なんていうのは序の口で、隣の席の先輩が怒られているのを見ただけで辞表を出す、「人に叱られたのは初めてで、どうしたらいいかわからない」と茫然とする……などなど、異常に打たれ弱い新人・若手社員が増殖している現実に気づかされたのです。
そこでアガワが、父親や仕事のボスに怒鳴られ続けた60年を振り返るとともに、上記のような実例を引き合いに、「叱る」「叱られる」も結局は「聞く」ことにつながる大事なコミュニケーションであると説きます「きっぱり、はっきり、しっかりと」「親は嫌われる生き物」「『いつもそうなんだから』は禁句」「『最悪の経験』を尺度にする」「『私、人見知りなんです』は甘え」など、アガワ流の「叱る覚悟」「叱られる勇気」をお楽しみください。
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叱られると辞める新人、叱れない上司が増えているという。「叱る」は「聞く」と同じくらい大事だと考えるアガワが、叱る意義を説く。