国際政治のモラル・アポリア

戦争／平和と揺らぐ倫理

ナカニシヤ出版
高橋良輔（社会学）　大庭弘継　

• 価格: 3,850円（本体3,500円＋税）
• 発行年月: 2014年06月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784779508547

内容情報

[BOOKデータベースより]

人道的介入がもたらす非人道性、対テロ戦争における標的殺害の是非、平和構築や民主化の直面する矛盾―現代の国際社会が直面する、戦争と平和をめぐる「道義的難問」に挑む。

国際政治と倫理のゆらぎ
第１部　戦争のアポリア（人道的介入―避けられない非人道性；対テロ戦争―終わりが遠ざかる戦争；核兵器―非人道性のアイロニーとパラドクス；防衛戦争―人々を守らない戦争；太平洋戦争という悲劇―パラドクスとアイロニー）
第２部　平和のアポリア（平和構築―国家の枠組みをめぐる合意の不在；民主化―デモクラシーの実現不可能性；国家主権―自由と安全の動的平衡；人権―人を救えないとき）
アポリアとの対峙

[日販商品データベースより]

人道的介入がもたらす非人道性、対テロ戦争における標的殺害の是非、平和構築や民主化の直面する矛盾…。現代の国際社会が直面する戦争と平和をめぐる「道義的難問」に、気鋭の政治学者たちが挑む。