[BOOKデータベースより]
本書では、第1章に河川・湖沼・海水の環境基準値と排水の基準値、及びこれらの各項目に対して国が定めた測定法(公定法)の概略を述べた。第2章では、分析操作を考える上で必要な様々な化学平衡を、第3章では、機器分析の一般的な原理を、第4章では、水試料の採取と保存を述べた。また、それ以降の章では、第1章や第3章などで一般的に記述した測定法の代表的なものについて、測定法の原理、測定操作、操作時の注意事項、実際の試料での測定結果などを述べて、実際の環境分析に適用できるような記述の工夫をした。また、新規の発色反応を用いる方法や新しい考えの自動分析法も紹介するようにした。
環境分析のための公定法
化学平衡の原理
機器測定法の原理
水試料採取と保存
酸・塩基反応を利用する環境分析
沈殿反応を利用する環境分析
酸化還元反応を利用する環境分析
錯生成反応を利用する環境分析
分配平衡を利用する環境分析
電気伝導度測定法による水質推定
吸光光度法を用いる環境分析
蛍光光度法による環境分析
原子吸光光度法による環境分析
高周波誘導結合プラズマ(ICP)―質量分析法(MS)
高速液体クロマトグラフ法による環境分析
イオンクロマトグラフ法(IC)による環境分析
失敗例なども記載し、環境分析を志す学生や現場で日々苦労を重ねている方々に少しでも役立つことを目指した入門書。
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