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[BOOKデータベースより]
重なりあうる科学とフィクション。フロイト精神分析や「無意識」の受容は、日本における「心」の認識をどのように変化させたのか。民俗的な霊魂観と近代的な心身観がせめぎあう転換期を捉え、催眠術の流行や文学における表象をも取り上げつつ、「無意識」が紡ぎ出した物語をあとづける「心」の文化史。
第1部 「無意識」の時代(「霊」から「無意識」へ;意識の底には何があるのか―催眠術・霊術の言説戦略―;超感覚の行方―催眠術・千里眼・テレパシー―;変容する夢;「心理研究」とフロイト精神分析)
[日販商品データベースより]第2部 芥川龍之介と大正期の「無意識」(消された「フロイド」―「死後」をめぐる疑念―;夢を書く―「奇怪な再会」まで―;「無意識」という物語―「海のほとり」を中心に―;最後の夢小説―「夢」と「人を殺したかしら?」と―;メーテルリンクの季節―芥川と武者小路実篤のあいだ;怪異と神経―「妖婆」という場所;さまよえるドッペルゲンガー―「二つの手紙」と探偵小説;「無意識」の行方―芥川から探偵小説へ)
民俗的な霊魂観と近代的な心身観がせめぎあう転換期を捉え、「無意識」が紡ぎ出したさまざまな物語をあとづける「心」の文化史。