[BOOKデータベースより]
紛争の歴史はどのように集合的記憶として象徴化され、「歴史カード」として操作されるのか。政治経済・社会的環境は集合的記憶の形成にどのように作用するか。日中韓の集合的記憶をめぐる論文から、アジアにおける集合的記憶の形成過程に迫り、和解の方途を探る。
第1部 日本研究(靖国神社という難問―日本の争われているアイデンティティーと記憶;日本の平和主義―問題のある記憶;責任、悔恨、日本の記憶の中のナショナリズム)
第2部 中国研究(政治的中心、進歩的な物語と文化的なトラウマ―一九三七〜一九七九年の中国において南京大虐殺と折り合いをつけること;代替的ジャンル、新メディア、中国文化大革命の対抗記憶;中国国歌の変化する運命 ほか)
第3部 韓国研究(悪化させられた政治―韓国における政治的トラウマの遺産;共和制韓国における朝鮮君主制、一九四五〜一九六五年;独島・竹島紛争における視差ビジョン ほか)
北東アジアにおける記憶の問題は、なぜ西洋のそれより執拗で強く主張されるのか。日中韓の集合的記憶をめぐる論文から、アジアにおける集合的記憶の形成過程に迫り、和解の方途を探る。
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北東アジアの歴史問題は、事実のみでは解決できない「記憶」の問題である。紛争の歴史はどのように集合的記憶として象徴化され、「歴史カード」として操作されていくのか。経済・社会的環境は集合的記憶の形成にどのように作用するか。日中韓の集合的記憶をめぐる論文から、アジアにおける集合的記憶の形成過程に迫り、和解の方途を探る。