- 川端康成魔界の文学
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- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2014年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000291316
[BOOKデータベースより]
作家が生涯をかけて探求した「魔界」とは?世界的な作家の文学的軌跡を、作品の内奥から論じ、新たな川端康成像を提示する。
序章 原子爆弾と“東雲篩雪図”
第1章 戦時下の『源氏物語』
第2章 『十六歳の日記』から『伊豆の踊子』へ
第3章 モダニズムの結界
第4章 迷宮としての『雪国』:第5章 永劫回帰する虚無
第6章 「魔界」を映し出す言葉
第7章 稲妻と蛍
第8章 女身の探求
第9章 抱擁する「魔界」
終章 虚空に處はしめたまへ
川端の文学を、生と死の境界を往還する言葉の追究、著者の言葉では魔界をめぐる小説の冒険として考察。編年体で、時代状況や文学者との交友、画家からの影響などを多面的に論じ、新たな川端像を提示する。
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川端康成の文学を日本的美意識と自然への回帰としてとらえるのではなく、現実と幻想を往還する小説の試みとして考察する。編年体で、時代状況や、三島由紀夫ら文学者との交友、画家からの影響などを多面的に論じ、新たな川端像を提示する。