[BOOKデータベースより]
六〇年代、吉本隆明と並び立つ思想家として、若者や知識人に多大な影響を与えた谷川雁。「連帯を求めて孤立を恐れず」等、数々の名言を残し、その行動原理は全共闘を初め、多様な運動にも波及した。詩人、思想家、教育運動家といった枠に収まりきらない、「永久工作者」の謎と魅力の源泉を解き明かす。
第1章 「種子を蒔く事には魂の愉悦がある」―幼時から戦争期の学生時代
第2章 「血のしたたるようなほんとの生活をしたい」―詩作、日本共産党、青年時代
第3章 「ここに酒あり」―「サークル村」「大正行動隊」、筑豊時代
第4章 「ことばがこどもの未来をつくる」―ラボ(=テック)時代の一五年
第5章 「がらんどうがあった」―ラボに残した物語作品
第6章 「数えきれぬ私の追放歴」の最終篇―なぜラボ退社となったのか?
第7章 「源流としての宮沢賢治」―十代の会、ものがたり文化の会
終章 「下山の時代」にこだまする言霊
60年代前半、吉本隆明と並び立つ思想家として、多くの若者や知識人に多大な影響を与えた谷川雁。思想家や詩人といった枠に収まりきらない、「永久工作者」の謎と魅力の源泉を解き明かす。
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60年代前半、多くの若者や知識人に多大な影響を与えた谷川雁。思想家や詩人といった枠に収まりきらない彼の思想と生涯を描く。