- かしこいウサギとはずかしがりやの大きな鳥
-
L’oiseau arlequin.
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2014年05月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784198638023
[BOOKデータベースより]
むかし、せかいはふたつの国にわかれていました。陸の国と海の国です。陸の国のやさしい王さま、ライオンは、ある日、海の国のおそろしいドラゴン王をおこらせて、決闘することになってしまいました。ライオンはまちがいなくまけてしまうでしょう。そこで、ライオン王のいちばんのけらい、かしこい金いろのウサギは、ちえをしぼり、国じゅうのどうぶつたちをあつめました。そのなかに大きな大きな鳥がいるのをしったウサギは…?ミャンマーのむかしばなしにヒントを得た、個性豊かな動物たちの活躍するおはなし。5さい〜
[日販商品データベースより]むかし、世界は陸の国と海の国にわかれていた。陸の国の王さま・ライオンは、海の国のドラゴン王をおこらせて、決闘することになってしまい…。ミャンマーの昔話にヒントを得た、個性豊かな動物たちが活躍する物語。
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ミャンマーで暮らしたことのある、フランスの子どもの本の作家、パスカル・マレが、ミャンマーのむかしばなしをヒントに書いたお話。むかしむかし、世界は、陸の国と、海の国、ふたつの国にわかれていました。陸の王は、ライオン。とてもよい王さまでみんなに慕われていました。海の王は、ドラゴン。らんぼうもので、みんながドラゴンのことをおそれていました。ある暑い日、海に入ったライオンは、ドラゴンを怒らせ、決闘することになってしまいます。ライオンのいちばんのけらい、かしこい金色のウサギは、決闘までの七日間の猶予のあいだに、ドラゴンを食べるという鳥ガルーダを探そうとします。ついに八日目の朝、森じゅうの動物たちが集まるなかに、ゾウのように大きい鳥がのっそりと姿をあらわしました。羽根は虹のように輝く、とてもはずかしがりやの大きな鳥。その大きな鳥を見たウサギが考えた作戦とは・・・?絵本のなかの鳥たちが色彩豊かで、おまけに、帽子をかぶったりすてきな布をあたまに巻いたりしていることに目を奪われます。ほかの動物たちの衣類も、生地の色や模様がきれい。フランスの若手イラストレーター、デルフィーヌ・ジャコが絵を描くことで、エキゾチックな雰囲気の絵本ができました。訳は、『ウェン王子とトラ』『この世でいちばんすばらしい馬』(徳間書店)などを訳した平岡敦氏です。文章、絵、ともにフランス人によるフランス生まれの絵本でありながら、アジアの香りがするこの本は、フランスの子どもたちが投票して選ぶ賞「アンコリュプティブル賞」を2013年に受賞しています。最後にはフランスの子も、日本の子たちも、聞いたことがあるかもしれない鳥の名前が登場します。伝承や童話にむかしから登場する小さな鳥ですよ。なんという鳥だか、想像がつきますか?さて、そもそも虹色に輝く羽根の、はずかしがりやの大きな鳥はどうなってしまったのか、ライオン王とウサギはどうしたのか。結末をお楽しみに!
(絵本ナビライター 大和田佳世)
陸の国の王様のライオンが、海の国のドラゴンと決闘をすること
になりました。ライオンとドラゴンが戦えば、間違いなくライオンは
負けるでしょう。そこで、ライオンは、王様の一番の家来、金色の
ウサギにうちあけて、賢いウサギは、作戦をたてて、王様を慕う
動物たちが団結してドラゴンを倒したお話でした。
みんなから好かれて全員が王様を助けたいと思っていたから
ドラゴンを倒すことが出来ました。とても素敵なチームワークでし
た。(押し寿司さん 60代・愛知県 )
【情報提供・絵本ナビ】