
- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 人情本の世界
-
江戸の「あだ」が紡ぐ恋愛物語
笠間書院
武藤元昭
- 価格
- 5,280円(本体4,800円+税)
- 発行年月
- 2014年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784305707109

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
人情本入門
-
武藤元昭
木越俊介
伊藤美幸
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2024年07月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
江戸時代末期に登場し、女性読者を虜にする艶情味あふれる恋愛を描いた、人情本。本書は、人情本というジャンルが確立した天保期の作品を軸に、その特質を明らかにする。江戸の爛熟文化の下、「戯言を言われても顔を赤らめない」ほど色事に興味を示した女達の、秘めやかな欲求を、人情本が満たしたのは何故か。人情本全体の精神を、出版、時代、人物など様々な問題から解き明かす。
あだ―春水人情本の特質
[日販商品データベースより]文政期人情本の一側面―『桐の一葉』をめぐって
「人情」から人情本へ
『春色梅児誉美』の成立
「春色梅暦」シリーズの変貌
『春色湊の花』の位置
『多満宇佐喜』をめぐって
人情本作者鼻山人の立場
『花街桜』の趣向―鼻山人の再検討
素人作者曲山人
春水以後―文政期人情本への回帰
人情本ノート
戯作と出版ジャーナリズム
辰巳の風―洒落本・人情本の深川
二人の艶二郎―『江戸生艶気樺焼』から『総籬』へ
江戸時代末期に登場し、女性読者を虜にする艶情味あふれる恋愛を描いた「人情本」。ジャンルが確立した天保期の作品を軸に、人情本全体の精神を、出版、時代、人物など様々な問題から解き明かす。