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- 神と黄金 上
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イギリス,アメリカはなぜ近現代世界を支配できたのか
God and gold.- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2014年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784862280701
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[BOOKデータベースより]
十七世紀以降、英米は、一度も負け組に回ったことがない。どうしてそんなに強いのか?本書がその問いに答えている。秘密は、二つのG、神と黄金の特殊な接合にある、と。つまり、資本主義と結託した特異なキリスト教こそが鍵だ、と。
アングロ‐アメリカ勢力と世界をめぐる「六つの問い」
[日販商品データベースより]第1部 海象と大工(神はわれらの側にあり―クロムウェルからブッシュ・ジュニアに至る内部の敵との戦い;価値観を共有するアングロ‐サクソン人―ルイス・キャロル「海象と大工」とデフォー「生粋のイングランド人」;彼らはわれらをいかに憎みしか―英語国民とワスプ嫌いの人びとを隔てる壁)
第2部 すべての国より畏怖と羨望の的となりし(海洋国家システムのヴァージョン・アップ―オランダからイギリスを経てアメリカへ;フランス、この厄介な国―イギリスの海洋国家システムに挑戦するナポレオン;世界は彼らの牡蛎であった―英語文化圏としてのイギリス帝国の拡大;力の源泉―英語圏における公信用と私的信用の制度的基盤・イングランド銀行;イートン校の運動場―消費革命、交通革命、情報革命、大衆文化、スポーツの発展;ゴルディロックスと西洋―資本主義という荒馬を御す英語国民の国)
第3部 アングロ‐サクソンの態度(ワスプと蜜蜂―「開かれた社会」と「閉ざされた社会」、「動的宗教」と「静的宗教」;ブレイの牧師―宗教への固執と懐疑主義との共存;教義対教義―カトリックとプロテスタントと啓蒙思想のせめぎ合い)
なぜ、イギリス、アメリカは近現代社会を政治的・経済的に支配できたのかを、その宗教の個人主義的イデオロギーをキーに、深くあざやかに分析する。現代世界の見え方が変わる書。