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[BOOKデータベースより]
舞踏するニーチェ!その表現の深層に迫る。
序章 ニーチェのスタイル―表層の哲学をめぐって
[日販商品データベースより]1 文献学・修辞学・歴史学―初期ニーチェにおける言語と歴史
2 仮象の論理―『悲劇の誕生』における芸術論と形而上学
3 「喜ばしき知恵」と肯定の思想―ニーチェの美学=感性論と哲学のドラマ
4 力への意志・モナド論・解釈学―遠近法主義と系譜学
5 仮象としての世界―ニーチェにおける現象と表現
6 仮象の文献学と永却回帰―仮面・像・反復
文献学者であったニーチェは,文献学と哲学の両面にわたる思想の大きな変動を試みた。古代ギリシアという文献学的な主題を手がかりに,合理性や理性に立脚する伝統的な哲学に挑み,旧弊な伝統を打破した。その自己保存的であると同時に自己破壊的な,矛盾する強大な力から自身を護るため形成された「仮象」=芸術的世界を通しニーチェの思考を近代哲学の流れに位置づけ,破壊力と創造性の射程を見極める。気鋭の著者による新しいニーチェ論。