- 日本表象の地政学
-
海洋・原爆・冷戦・ポップカルチャー
成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2014年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784779119897
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[BOOKデータベースより]
太平洋の波打ち際で表象される「混成」され、「クレオール化」された「日本文化」を多角的に読み解く野心的論集!「環太平洋=日米関係」という地政学的磁場を前景化することによって見える「日本的なもの」とは?
第1部 海洋(明治に環太平洋でロビンソンする―田中鶴吉と小谷部全一郎;ロマンス・マドロス・コンラッド―米窪満亮と近代日本の「海」)
[日販商品データベースより]第2部 原爆(福原麟太郎・広島・原子爆弾―研究経過報告;『解つてたまるか!』を本当の意味で解る為に―福田恆存の「アメリカ」)
第3部 冷戦(カワバタと「雪国」の発見―日米安保条約の傘の下で;症候としての「象徴」天皇とアメリカ―三島由紀夫の「戦後」を再読する)
第4部 ポップカルチャー(アメリカを夢みたコメディアン―古川緑波のアメリカニズム;「仏作って、魂を探す。」―ピチカート・ファイヴと日本のポピュラー音楽の真正性)
「環太平洋=日米関係」という地政学的磁場を前景化することによって見える、「日本的なもの」を解明する先鋭的な考察!
日本文化のなかのアメリカとは?
【本書の特徴】
●「日米関係」という地政学的な磁場を重要視し、「開国」以前から「開戦」に至るまで、そして、戦後の現在に至るまで、政治と文化の双方で圧倒的な存在であった「アメリカ」を複数の視点から考察する。
●最新の批評理論・文学理論を援用した「精読」による「日本」の表象研究。
●開国直前から、大正期、そして戦後の文学、批評言説、冷戦期における日米関係を通過し、80 年代のポピュラーミュージックに至るまでを対象とする!