[BOOKデータベースより]
『坊っちゃん』『カラマーゾフの兄弟』『シャイニング』etc.etc.ジコチュー型から尻軽タイプまで、数々の傑作小説に登場する「ダメ男」たち。不朽の名作に、こんな楽しみ方があったとは!
ないない尽くしのダメ男―フローベール『ボヴァリー夫人』
橋田壽賀子ドラマもまっ青なダメ男見本市―ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
ガリ勉型世間知レベル0のダメ男―森鴎外『舞姫』
今回のまるでダメ男は意外なあの人―ジュール・ルナール『にんじん』
ライトモチーフ(繰り返し)型のダメ男―トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
子供っぽいジコチュー型のダメ男―夏目漱石『坊っちゃん』
自分の気持ちに正直すぎるダメ男―岩野泡鳴『毒薬を飲む女』
偽善的なダメ男―島崎藤村『新生』
気がつかない星人型のダメ男―近松秋江『黒髪』『狂乱』『霜凍る宵』
夢みる夢男でダメ男―フィッツジェラルド『グレート・ギャッツビー』〔ほか〕
『カラマーゾフの兄弟』『坊っちゃん』など世に知られる東西の文学作品、そこは「ダメ男」の宝庫だった。ジコチュー型から尻軽タイプまで、数々の傑作小説に登場する人物のダメぶりを、軽妙な筆致で描く文学ガイド。
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「カラマーゾフの兄弟」「坊っちゃん」など広く世に知られる文学作品、実はそこはダメ男の宝庫だった。ダメぶりを活写する文学案内。