[BOOKデータベースより]
思考の主調音が定まった幼き日。裸の眼をもってものを見たいと繰り返した旅。科学に暴力的なものをかぎ分け、知性の向かうべき方向を見いだした大学時代…。来たるべき知の姿が、自身の知的風土を振り返ることで浮かび上がる。全篇を貫き流れる生命への深い愛着。ここには、パスカルが名づけた「繊細の精神」の、繊細きわまりない発露がある。
369(小説)
女狐ビストロウシュカの教え
耳のための、小さな革命
途切れない記憶
アースダイバーのすすめ
庭園は民衆の阿片であった
知恵の人―ミッシェル・セールを讃えて
吉本隆明さんをめぐる三つの文章
陽気と客観
芸術とプライバシー
バルタバス革命
能の胎生学
水辺の革命碑
宗教はほんとうはもっと面白い
緑の倫理学
いつもそばに本があった
もういいかい?まあだだよ
生命への深い愛着に貫かれた一七篇のエッセイを集める。世界の単純な理解を拒み、この世の出来事を複雑で深いままに理解しようとする美しい実践。
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