[BOOKデータベースより]
少子高齢化が急激に進む日本は、優秀な人材が家庭の貧富にかかわらず大学に進学できる社会システムを創り上げる必要がある…今の日本のように、家族が教育費を負担するのが当たり前という「家族主義」のままでは、稼ぎ手の親が倒れると大学進学は極端に難しくなる。「家族主義」を変え、家庭環境の激変があっても、子どもが自分の可能性を最大限に伸ばせる社会、「教育を家族だけに任せない」社会を構想した。
人生の初めから家族だけに任せない文化を創る
第1部 高等教育での親負担主義の問題点―スウェーデンとの比較(教育費負担の現状;制度が文化を創る―スウェーデンの大学での親負担主義の廃止;高等教育費の公的負担の根拠)
第2部 就学前教育を無償化し信頼を創る(子どもの貧困解消―普遍主義か選別主義か;就学前教育で政治への信頼を創れるか;保育・就学前教育の無償化)
家族主義を変える
家族が教育費を負担するのが当然とする「家族主義」のままでは日本の将来はない。少子高齢化が急激に進む日本を支えるため、どのような家庭の子どももその可能性を最大限に伸ばし、大学進学もできる社会を構想する。
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家族が教育費を負担するのが当然とする「家族主義」のままでは、すべての子ども・若者の能力を伸ばしきることができず、日本の将来はない。家族主義から抜け出し徹底して教育費を社会が負担するスウェーデンの経験の分析を踏まえ、長期的視点から全教育段階の公的負担や運営方法を戦略的に変えれば、家族主義は変えうると主張する。