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[BOOKデータベースより]
「北朝鮮のスパイ養成機関!」「密入国の子孫!」「不法占拠!」―二〇〇九年一二月四日、昼休み中の京都朝鮮第一初級学校は、校門前に押しかけた「在特会」メンバーらの怒号で騒然となった。何人もの子どもが泣きじゃくるなか、一時間もの街宣が強行され、その後も二度のデモが繰り返された。保護者や教師たちはリスク覚悟で法的措置に踏み切る。先人から受け継いだ学校と、何よりも「子どもの尊厳」を守るために―過激化するヘイトデモ/ヘイトスピーチの一つの原点ともいえるこの衝撃的事件は、日本社会に何を問いかけるのか。保護者や教師、生徒、さらには弁護士や支援者らの証言を通し、四年間に亘る闘いの軌跡を再構築。彼、彼女らの「覚悟と決断」が拓いた地平を描く渾身のルポ。
1 当日
[日販商品データベースより]2 第一初級学校の歴史、変わる状況
3 襲撃直後の混乱
4 法的応戦へ
5 止まらぬ街宣
6 疲弊する教師たち
7 捜査機関という障壁
8 法廷―回復の場、二次被害の場
9 故郷
「不法占拠!」「朝鮮やくざ出てこい!」――2009年12月4日、京都朝鮮第一初級学校は、押しかけた「在特会」メンバーらの罵声で騒然となった。子どもたちと学校を守るために、保護者たちは刑事告訴、さらには民事告訴に立ち上がる。この衝撃的事件は日本社会に何を投げかけたのか。被害者たちの肉声をもとに描く渾身のルポ。