石橋湛山

人物叢書（新装版）　

吉川弘文館
姜克実　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2014年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784642052719

内容情報

[BOOKデータベースより]

石橋湛山―明治から昭和に活躍した言論人・政治家・思想家。戦前は植民地放棄論、小国主義を唱えた経済ジャーナリストとして活躍した。戦後は政界に転身して自民党総裁、内閣総理大臣まで登りつめたが、病に倒れわずか二カ月で退陣し、その後は中国との国交回復に尽くした。多彩な言論と顔を持ち、「ナショナリズムの超克」を終生追い続けたその生涯を描く。

第１　思想の形成と初期の言論活動（人格形成の要素；王堂哲学との出会い　ほか）
第２　小国主義ビジョンの確立（普通選挙と代議政治論；帝国主義批判論　ほか）
第３　戦争への抵抗（経営者の横顔；世界経済の原則堅持　ほか）
第４　小国復興の理念と実践（更生日本の針路；政界入りと大蔵大臣就任　ほか）
第５　脱冷戦の構想と行動（第一次訪中；日中米ソ平和同盟論の誕生　ほか）

[日販商品データベースより]

戦前は植民地放棄論を唱えた異色の経済ジャーナリスト、戦後は政界に転身し、総理大臣を２カ月で退陣。その後中国との国交回復に尽くした石橋湛山。「ナショナリズムの超克」を終生追い続けたその生涯を描く。