- ひそやかな花園
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- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2014年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062777582
[BOOKデータベースより]
幼いころ、毎年家族ぐるみでサマーキャンプを共にしていた七人。全員ひとりっ子の七人にとって天国のような楽しい時間だったキャンプは、ある年から突然なくなる。大人になり、再会した彼らが知った出生にまつわる衝撃の真実。七人の父は誰なのか―?この世にあるすべての命に捧げる感動長編。
[日販商品データベースより]幼い頃、毎年家族ぐるみでサマーキャンプをすごしていた7人。その思い出は輝かしい夏の大切な記憶だ。しかしキャンプは、ある年から突然中止になった。時は経ち、別々の人生を歩んでいた7人の中で一人が「あの集まり」の謎を探り始める。――このキャンプは何だったのか、なぜ突然なくなったのか。そして7人が再び会って衝撃の「真実」を知ったとき、彼らが選んださらなる道は――。すべての命に祝福を捧げる物語。
私たちがいま、ここに生きているということ。生まれてきたということ。
『空中庭園』『八日目の蝉』『ロック母』『対岸の彼女』――
家族、父、母、子、友を書き続けてきた著者だからこそ描けた、
角田光代の渾身作。
生まれてくる命のすべてに祝福を贈る、大切な物語。
幼いころに、毎年家族ぐるみでサマーキャンプをすごしていた7人。
7人の関係は、兄弟姉妹のようでもあり、ライバルでもあり、またそこにはほのかな恋心も芽生えていた。輝かしい夏の、大切な時間だった。
しかし、そのサマーキャンプは、ある年を境に突然立ち消えになっていた。
時は経ち、大人になった7人は、不安定な生活をどうにかしようとしていたり、成功していたり、悩みを抱えていたり――別々の人生を歩んでいた。
そしてあるきっかけで、一人が「あの集まり」の謎を探り始める。
このキャンプはどんな集まりだったのか、なぜ突然なくなったのか。
そして7人が再び集まり、「真実」を知ったとき、彼らが選んださらなる道は――
読後、必ず光を見る、すべての人に捧げる物語。
解説/平松洋子
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ユーザーレビュー (5件、平均スコア:5)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
家族ってなんだろう。夫婦ってなんだろう。子どもを持つってことは・・。子どもの頃に毎年行っていたキャンプの参加家族は7組いずれも一人っ子。7人の子どもたちとの思い出は楽しかったけれど、大人になってなにか腑に落ちない謎があることに気付いた。再び集まった7人でその謎を解き明かしていく。ミステリー要素も含まれたこの作品は、謎に付いて考えるとともに家族・夫婦・親子関係について読者である自分自身もすごく考えさせられるものがあった。次々と謎が解かれていくにつれ、読者である自分を取り巻く環境への感じ方も変わっていったような感じがした。とても感動的な作品だった。(waro/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
角田光代さんが好きなのでぜひ読んでみたいです。(いっちゃん/女性/50代)
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「傑作宣言」レビューコメント
新聞でも連載されてましたが、不妊治療がメジャーになりつつある中で現実にありそうに思えるストーリーにいろいろと考えさせられました。(も/男性/40代)
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「傑作宣言」レビューコメント
最初は主人公達の少年・少女時代からスタートし、まったりとした雰囲気が心地よい。そして、秘密を知らされないまま大人になった主人公達の現在として後半が始まる。後半の主人公達は現実的な境遇なので、放歌的な前半とはギャップがおもしろい。暖かな愛情の話というよりも、良質なミステリーとして楽しめました。(藤原悠/男性/30代)
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「傑作宣言」レビューコメント
普通の家庭で育って、普通の家庭を築いている私が、家族、親子、血のつながり、人間関係とは何かを考えさせられた。(yam/女性/30代)




























私たちがいま、ここに生きているということ。生まれてきたということ。
『空中庭園』『八日目の蝉』『ロック母』『対岸の彼女』――
家族、父、母、子、友を書き続けてきた著者だからこそ描けた、
角田光代の渾身作。
生まれてくる命のすべてに祝福を贈る、大切な物語。
幼いころに、毎年家族ぐるみでサマーキャンプをすごしていた7人。
7人の関係は、兄弟姉妹のようでもあり、ライバルでもあり、またそこにはほのかな恋心も芽生えていた。輝かしい夏の、大切な時間だった。
しかし、そのサマーキャンプは、ある年を境に突然立ち消えになっていた。
時は経ち、大人になった7人は、不安定な生活をどうにかしようとしていたり、成功していたり、悩みを抱えていたり――別々の人生を歩んでいた。
そしてあるきっかけで、一人が「あの集まり」の謎を探り始める。
このキャンプはどんな集まりだったのか、なぜ突然なくなったのか。
そして7人が再び集まり、「真実」を知ったとき、彼らが選んださらなる道は――
読後、必ず光を見る、すべての人に捧げる物語。
解説/平松洋子
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