内容情報
[BOOKデータベースより]
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「働く」とは何か？労働には自己犠牲が必要か？「お客様」である消費者は「神様」か？個人の生活、未来、命にまでかかわる切実な課題であるにもかかわらず、ずっと置き去りにされてきた「労働」と「消費」の問題について―。若者の格差・労働問題に取り組む話題のＮＰＯ法人ＰＯＳＳＥの運営者が深刻な「日本劣化」を防ぎたい一心で社会に一石を投じる、共感必至にて衝撃の書！
第１章 極悪クレーマーが会社を「ブラック化」する（しまむら土下座事件の衝撃；クレームを理由とした「解雇」 ほか）第２章 ブラック企業は消費者を食い殺す（ブラック企業前史にあったフリーター問題；「正社員になりさえすればいい」という過剰な期待 ほか）
第３章 消費者はいつから神様だったのか（５０年も誤解されてきた「お客様は神様です」；消費者運動がモンスター消費者を生んだ？ ほか）
第４章 「２４時間年中無休」の特殊性を考える（アメリカ人に拒絶される「なるはや」；お客様のために、残業代を申請するな？ ほか）
第５章 ＰＯＳＳＥ座談会 消費者はブラック企業を変えられるか？（「おもてなし」っていったいなんだ？？；日本の「サービス」は昭和初期から「無料」の意味だった！ ほか）
のマークが目印です。
ベストセラー『ブラック企業』の今野晴貴氏＆雑誌「ＰＯＳＳＥ」編集長・坂倉昇平氏初の共著。社会に殺される前に読むべき衝撃作。