[BOOKデータベースより]
はる、なつ、あき、ふゆ。きせつはめぐりますが、どんないちにちも、はれやかな「はじめまして」にみちています―。5歳から。
[日販商品データベースより]はる、なつ、あき、ふゆ。季節はめぐるが、どんな1日も、晴れやかな「はじめまして」に満ちている…。1本の桜の木をめぐる様々な「はじめまして」を、豊かに、たからかにかきあげたおおらかな絵本。
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はじめて会う友だち、はじめての場所。「はじめまして」という言葉を口にするときって、どんな気持ちになりますか。ワクワクしていたり、不安だったり、ちょっぴり緊張していたり……このあいさつをするときは、特別な瞬間ですよね。でも実は、毎日の生活そのものこそが、たくさんの特別な瞬間の積み重なりなのかもしれません。春、桜の木に花が咲きます。「はじめまして」と、ミツバチがみつをもらいにやってきました。シジュウカラの子や虫たちも、つぎつぎにやってきて、あいさつをします。同じ木に咲いていても、花たちは、一輪一輪、みんな違う顔をしているので、「はじめまして」がとだえることはありません。やがて花は散り、シジュウカラの子が巣立った桜の木には、緑の葉と小さな実が顔を出します。新しい季節がやってきました……。満開のピンクの桜の花。輝く緑の新芽。赤や黄、茶色の落ち葉がうめつくす大地。枝に降り積もるたくさんの雪たち。美しい四季の風景とともに変化する桜と、木につどう虫や鳥たちが、「はじめまして」とお互いにあいさつしている姿がとても新鮮です。「同じ桜の木」「同じ季節」と思っていても、実は生命には同じ瞬間なんてなくて、常に新しいものが生まれているんだ、と気づいたとき、シンプルながら、とても深い真実に触れた気持ちになりました。どしっと大地に根を張って、常に変化しながら、新鮮な気持ちで「はじめまして」とあいさつをする桜の木。こんなふうに毎日を生きられたら、すてきだなと思いました。おおらかで、きらきらした生命力にあふれた1冊です。
(編集者・ライター 光森優子)
「はじめまして」が絵本の中でこんなに出てくるとは
思っていなかったので、驚きましたが、
桜の姿も一つ一つ変わってくるし、
そのたびごとに「はじめまして」
っていうのもありですね。
虫好きの息子たちは
いろいろなところで
出てくる虫たちに
「あ、これ知ってる」と
興奮しながら指さしていました。(まことあつさん 30代・東京都 男の子8歳、男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】