[BOOKデータベースより]
手柄より死を恐れた武士たち、悪人ばかりではなかった「悪党」、武家より勇ましいお公家さん、戦時立法だった一揆契状…「下剋上」の歴史観ばかりにとらわれず、今一度、史料をひもとき、現代の私たちの視点で捉え直してみれば、「戦争の時代」を生きた等身大の彼らの姿が見えてくる。注目の若手研究者が描く真の中世史像。
第1章 蒙古襲来と鎌倉武士
第2章 「悪党」の時代
第3章 南北朝内乱という新しい「戦争」
第4章 武士たちの南北朝サバイバル
第5章 指揮官たちの人心掌握術
第6章 武士たちの「戦後」
終章 “戦後レジーム”の終わり
源平合戦から応仁の乱まで、中世の200年ほど死が身近な時代はなかった。「下剋上」の歴史観にとらわれずに史料をひもとけば、「戦争の時代」を生きた人々の等身大の姿が見える。若手研究者が描く、真の中世史像。〈受賞情報〉角川財団学芸賞(第12回)
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手柄より死を恐れた武士たち、悪人ばかりではなかった「悪党」、武家より勇ましいお公家さん、下剋上だけでは語られぬ真の中世史像。