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[BOOKデータベースより]
明治以降の近代化のなかで発展から取り残された中国山地。そこでは前近代的ベールに包まれた家畜預託慣行が急激に拡大していた。本書は、牛を介して取り結ばれる人々の社会関係を明らかにし、それが近代農村で果たした歴史的意義を解明する。そして歴史の片隅へ押し流されながらも、地域社会の調和と共存のために努めた名もなき農民群像を描く。いうなれば、進歩のかげで退歩しつつあるものを見定めた宮本民俗学に共鳴する社会経済史である。
序章 課題と視角
第1章 家畜小作概念の再検討
第2章 牛生産地域における家畜所有の歴史的展開
第3章 中国山地における蔓牛造成の社会経済的要因
第4章 中国山地における役牛の売買流通過程と牛馬商
第5章 鞍下牛慣行による役牛の循環と地域社会
第6章 中国山地の預け牛関係にみる信頼・保険・金融
終章 家畜預託慣行の盛衰と近代日本農村
付論 板垣家文書の史料群構造