- ノモンハン1939
-
第二次世界大戦の知られざる始点
Nomonhan.- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784622078135
[BOOKデータベースより]
1939年5月‐9月。ソ連と日本それぞれの傀儡国家であるモンゴルと満洲国の国境をめぐって起きたノモンハン事件は、10万近くの人員と1000もの戦車・航空機を動員、私傷者は3‐4万に及んだ。「事件」と呼ぶにはあまりにも大規模である。結果はソ連・モンゴル軍の勝利に終わり、勝者側主張の国境線にほぼ沿うかたちで決着した。日本陸軍にとって初の本格的近代戦における敗北は、当時つとめて伏せられてきたが、それは極東の一地域で起きた単なる国境紛争ではない。日英米露独の膨大な史料から第二次世界大戦の重要な契機としてとらえ直す世界史のなかのノモンハン。
第1章 過去の遺産
第2章 世界の状況
第3章 張鼓峰
第4章 ノモンハン―序曲
第5章 ノモンハン―限定戦争における戦訓
第6章 ノモンハン、不可侵条約、第二次世界大戦の勃発
第7章 揺曳するノモンハンの影
第2次世界大戦直前に日ソが戦火を交えたノモンハン事件は、単なる極東の一紛争ではない。日英米露独の膨大な史料から第2次世界大戦の重要な契機としてとらえ直す、世界史のなかのノモンハン。
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第二次世界大戦の勃発直前に満蒙国境付近で日ソが戦火を交えたノモンハン事件。本書は2009年の日米露蒙シンポジウム「世界史の中のノモンハン」で基調報告を行った研究者による最新の研究。