十字軍の歴史

刀水歴史全書　８６
Ｃｒｕｓａｄｉｎｇ　ａｎｄ　ｔｈｅ　ｃｒｕｓａｄｅｒ　ｓｔａｔｅｓ．

刀水書房
アンドリュー・ジョティシュキー　森田安一　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2013年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784887083882

内容情報

[BOOKデータベースより]

カトリック対ギリシア東方正教対イスラームの抗争という、従来の十字軍運動の枠組みのなかに、スペインのレコンキスタ、南フランスのアルビジョワ十字軍、北東ドイツのヴェンデ十字軍、皇帝と教皇の闘争などを関連づけ、中世社会を壮大な絵巻として描いた十字軍の全体史。

第１章　今、十字軍を学ぶ意味
第２章　東西両世界における十字軍運動の背景―教皇、騎士団、東地中海
第３章　十字軍と植民―一〇九五〜一一一八年頃まで
第４章　十字軍国家における政治と戦争―一一一八〜八七年
第５章　イスラームの反応―一〇九七〜一一九三年
第６章　十字軍社会
第７章　東方での回復とヨーロッパにおける新たなるチャレンジ―一一八七年から一二一六年の十字軍運動
第８章　一一世紀から一三世紀までのさまざまな十字軍運動
第９章　一三世紀の十字軍運動と十字軍国家―一二一七〜七四年
第１０章　後期十字軍―一二七四〜一三三六年

[日販商品データベースより]

十字軍運動は繰り返し軍事的に失敗したにもかかわらず、なぜヨーロッパ社会にとって「魅力」であり続けたのか。中世社会を壮大な絵巻として描いた十字軍の全体史。系図や小伝記集なども収録。