- ぼくは戦争は大きらい
-
やなせたかしの平和への思い
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784778035082
[BOOKデータベースより]
第1章 軍隊に入ってみたら、こんなところだった(軍隊がきらいなぼくが兵隊に;入営は高知ではなく小倉;勇猛果敢なる73部隊に入隊 ほか)
第2章 決戦のため、中国に渡ることになって(ついに出陣の日が来た;陣地の穴を掘るのはお手の物;紙芝居で村々を回る ほか)
第3章 ようやく故郷に戻る日が来た(戦争が終わってびっくり;ヤクザがぞろぞろ;自作のお居芝を上演 ほか)
アンパンマンの作者が見た戦争
2013年10月13日に94歳で亡くなったマンガ家で、詩人で、『アンパンマン』の作者であるやなせたかしが自らの戦争体験を綴った本。やなせは昭和15年の春に召集を受け、小倉の野戦銃砲部隊に入隊。召集期間満了直前の昭和16年12月8日の開戦により、召集延期に。その後、中国戦線に派遣され、上海郊外で終戦をむかえた。やなせは自伝などの中で簡単に戦争のことを語っているが、戦争体験だけをまとめて話すのは、これが初めて。人殺しも、団体生活も嫌だったというやなせにとっての軍隊はばかばかしいだけの世界。しかし、辛い中にも何か楽しみを見出していく持ち前の性格で、戦争と軍隊を内部から風刺していく。特攻に志願した弟との別れなど、辛く悲しい思い出にも持ち前のユーモアを交えながら語る笑いと涙の戦記。嫌いな戦争のことはあまり語りたくないと考えていたやなせが、90歳を超え、戦争体験、軍隊体験を語り継ぐことで、過去の戦争のことが未来を生きる世代の記憶に少しでも残ればいい、と亡くなる直前まで語ったラストメッセージ。
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アンパンマンで育ち勇気づけられた人たちへ、やなせさんのラストメッセージは、戦争反対でした。
直接の戦闘体験はないそうですが、やなせさんの軍隊生活の中にヒューマニズムを感じさせてくれたのは、やなせさんならではだと思います。
国政の圧力と混乱の中で、ストレートに伝わってくる言葉でした。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】