[BOOKデータベースより]
南太平洋上空での零戦と連合軍航空隊、双方の撃墜と損害の記録を調査照合して零戦による真の撃墜戦果を描き出した空戦シリーズ第3巻。
12月、爆装零戦大挙出動大戦果を報告する!?(12月上旬「敵を見ない空」、そして撃墜戦果の上がらない空戦;「無訓練必中爆撃法」マーカス岬に向かう零戦特攻隊;「米軍は午後になってから出て来る」。零戦「特別攻撃隊」ふたたびマーカス岬に出撃 ほか)
昭和19年1月、続々と誕生するエース。ラバウル防空戦、最高潮へ(カビエン空襲、初空戦で悪戦苦闘する第二航空戦隊;三号爆弾、遂に重爆を仕留める!!米軍記録から見つかったB‐24撃墜の確証;「クジラ40、メダカ40、西に向かう」二〇一空、ラバウル上空、最後の空戦戦果 ほか)
2月、ラバウル航空隊、最後の奮戦(海兵隊のトップエースをまたも撃墜。さらに新着部隊の新型コルセアも一蹴;「ドン、ドン!もっと寄って来い!もっと寄れ!」VF‐17痛恨の損害をこうむる;「高空掩護機の上空で自由に戦える掩護戦闘機がいる」打ち続く零戦隊の勝利。 ほか)
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米軍未帰還12機、零戦は全機が帰還。
昭和19年1月17日、零戦79機はラバウルに来襲した戦爆97機を邀撃、一方的な勝利を収めた。
昭和18年12月、日本海軍、外南洋部隊の一大根拠地ラバウル上空では連日、
日米百数十機が入り乱れる防空戦闘が将にたけなわとなっていた。
そして12月下旬に米軍が航空基地をブーゲンヴィル島のトロキナまで推進すると、
これまで航続距離の長い双発のP-38戦闘機か、
空母から発進する艦載戦闘機でしか護衛出来なかったラバウル空襲の爆撃機を、
F4U、F6F、P-40などの単発単座の戦闘機で厳重に掩護できるようになった。
明けて19年1月、斯くしてラバウル上空の空戦は最高潮に達した。
そして17日、ラバウル零戦隊は苦戦のなかでとうとう完全勝利の日を迎えるのである。