- 好きなのにはワケがある
-
宮崎アニメと思春期のこころ
ちくまプリマー新書 207
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480689092
[BOOKデータベースより]
思春期相談室の現場で、どうしてこんなに宮崎アニメの話が出るのか。そんな疑問から、臨床心理士としてのこの分析は始まった。子どもから大人になるときの、言葉にできないさまざまな想いが、「どうしてそれが好きなのか?」から、スリリングにひもとかれる。
序章 思春期と喪失―『海のトリトン』をてがかりに
第1章 となりのトトロ―世界との一体感に包まれて
第2章 千と千尋の神隠し1―親がブタになったとき
第3章 千と千尋の神隠し2―世界と自分を取り戻す
第4章 もののけ姫と魔女の宅急便―「思春期の呪い」をとく
第5章 ハウルの動く城―私が私でいるために
終章 思春期がもたらすもの
思春期のこころのなかでどんなドラマが展開しているのかを考えていくテキストとして、宮崎アニメを取り上げ、子どもから大人になる時の、言葉にできない様々な想いを、「どうしてそれが好きなのか」からひもとく。
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思春期外来で宮崎アニメを語る子は多い。言葉にならない思いを代弁し大人への一歩を後押しするのだ。作品に則し思春期を考える。