[BOOKデータベースより]
ランキング、金額、割合など私たちがものを測る指標として使っている数字。その数字の背景を探り、さらに別の、ときには正反対の視点をもって改めてその数字を眺めてみると、意外な事実が浮かびあがってくる。
第1章 世界経済「世界を見極める6つの数字」
第2章 日本経済「経済を“体感する”ための5つの数字」
第3章 業界動向「注目市場の5つの数字」
第4章 企業動向「企業経営における7つの数字」
第5章 個人経済「個人消費・経済を知るための8つの数字」
第6章 社会問題「社会の課題を見るための6つの数字」
ランキング、金額、割合などの数字の背景を探る。今後日本経済に重要な影響を与えるであろう「世界経済」「業界動向」「社会問題」など6つの枠組みについてまとめ、37のテーマについて論じた1冊。
























経済性のモノサシと社会性のモノサシの両面から物事を捉え直してみましょう。両方のモノサシを使うことで、経済の本当の姿が見えてきます。経済性のモノサシとは、いわゆる利益、報酬などお金に換算できるものです。しかし、実際のところその数字だけ見て分析しても経済を理解したとはいえません。もうひとつのモノサシ、数字では現れてこない社会性のモノサシをもち、両方を見極めることによって、経済全体が見えてくるのです。ひとつの数字から広がる視点、その手法のおもしろさに気がついてもらえるでしょう。