- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 元素はどうしてできたのか
-
誕生・合成から「魔法数」まで
PHPサイエンス・ワールド新書 074
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569815480
[BOOKデータベースより]
113番目の元素の合成に成功、原子核を特に安定にする「魔法数」を新たに発見するなど、世界最高の加速器を擁する理化学研究所は画期的な成果を挙げてきた。本書は理研の主任研究員である著者が、元素の誕生と合成のプロセスをわかりやすく解説する。天然の元素ができる3つのタイミング、同じ元素における複数の原子を掲載した核図表…。微小な元素の壮大なドラマ。
第1章 そもそも元素とは
第2章 元素はいかにして生まれたか
第3章 核図表と原子核研究
第4章 実験室で元素をつくる
第5章 日本の加速器研究の歴史
第6章 RIビームファクトリーとこれからの原子核物理学
まずビッグバンにより素粒子が生まれ、それらが結合して陽子(=水素の原子核)や中性子となった。陽子と中性子が結合して重陽子となり、さらに重陽子と陽子が結合することでヘリウムの原子核が生まれた。やがて宇宙の温度が下がって原子核と電子が結合して原子が誕生し、恒星の内部や超新星爆発によって92番までの元素が作られた。93番以降の元素は天然では作られず、世界各国で熾烈な合成競争が繰り広げられてきた……。▼文系も理系も胸躍る、微小な元素の壮大なドラマを、理化学研究所の主任研究員と東京大学教授を兼ねる著者がわかりやすく解説。理化学研究所は世界最高の加速器を擁し、113番目の元素の合成に成功、原子核を特に安定にする「魔法数」を新たに発見するなど画期的な成果を挙げてきた。本書ではそれらの成果も取り上げ、核物理学の到達地点と将来の展望を語る。同じ元素における複数の原子を掲載した「核図表」など魅力的なトピックスが満載!
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- X線反射率法入門 新版
-
価格:6,930円(本体6,300円+税)
【2018年06月発売】
- 放射線物理学 改訂2版
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2019年02月発売】
- 川勝先生の物理授業 下巻
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【1998年09月発売】
- 川勝先生の物理授業 上巻
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【1997年10月発売】
- リファレンスフリー蛍光X線分析入門
-
価格:6,050円(本体5,500円+税)
【2019年11月発売】
113番目の元素の合成に成功した理化学研究所の主任研究員が、快挙の顛末と、宇宙創成以来の元素誕生史をドラマチックに語る。