[BOOKデータベースより]
多くの作品を通して問いかけた古からの日本人の精神性の軸には一体何があり、何が彼女のその問いかけを可能にさせたのか。どのような位置に立って日本を見つめ、いかなる心性や精神性を問うていたのか。白洲正子の心の軌跡を追う初の評伝。
第1章 能というこころ(生まれながらにしてもつ信仰と能;「ひとりごと」と「ふるごと」 ほか)
第2章 ものを見る確かな眼(目利きとは;型と個性と美意識 ほか)
第3章 白洲正子が選んだ道(『かくれ里』と和辻哲郎『風土』;「ざまぁ見ろ」という心意気 ほか)
第4章 日本人の心性、精神性を問う(魂と形;十一面観音巡礼 ほか)
第5章 人間の営みと自然(文人、白洲正子;「明恵上人樹上座禅像」 ほか)
没後15年。いまだに多くの読者を惹きつけてやまない白洲正子の魅力については、謎のままだった。日本の確かな姿を追い求めてきた白洲正子その人の核心に迫る。初めての本格的評伝。
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