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- 花迎え
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- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2013年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094088731
[BOOKデータベースより]
口紅、汗、匂いとエロス、男を待つ時間を描いた“色”の章。少女時代の故郷の思い出からヨーロッパの風景までを題材にした“旅”の章。拉致問題から9・11までを考察して話題を呼んだ時評“風”の章。中高年の純愛と流れゆく日々を活写する“流”の章。そして、川端・三島から須賀敦子までを味わい、読書の喜びを語る“本”の章。全五章に、傑作短篇小説「花迎え」を加えた芳醇なエッセイ集。
短篇小説 花迎え
1 色―口紅、汗、匂いとエロス。男を待つ時間の記憶。少女から大人の女へ 時は過ぎゆく。
2 旅―日々を暮す福岡から「マイマイ新子」のふるさとへ、そして、アジア、ヨーロッパへ。
3 風―老いの問題から拉致問題まで、9・11からイラク攻撃まで 時代の風を考察する。
4 流―中高年の恋愛は「黄色の純愛」。映画やオペラ、音楽を娯しみ、昨日の通りに明日を生きる。
5 本―読んだつもりの本と嫌いなはずの本。川端康成・三島由紀夫から、須賀敦子・吉田修一までを味わう。
恋愛と戦争、旅と読書を語りつくした随筆集
[色]―口紅、汗、匂いとエロス。男を待つ時間の記憶。少女から大人の女へと時は過ぎゆく。
[旅]―日々を暮らす福岡から自らの分身「マイマイ新子」のふるさと山口県防府へ、そしてアジア、ヨーロッパへ。
[風]―老いの問題から拉致問題まで、9・11からイラク攻撃まで。2002年から2009年までの世界を丸ごととらえた斬新で古びない時事評論。
[流]―中高年の恋愛は「黄色の純愛」だ。映画やオペラ、音楽を娯しみ、昨日の通りに明日を生きる。
[本]―読んだつもりの本と嫌いなはずの本を語り、川端康成・三島由紀夫から須賀敦子・吉田修一までを味わう。
そして、巻頭には夢のような恋愛を描いた珠玉の短篇小説「花迎え」を特別収録。
高樹のぶ子の魅力を一冊に収めた芳醇なエッセー集。
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