[日販商品データベースより]
不思議な冷たい雪の世界、「ヤッホー・ホイホー」という言葉とともに、あちらから、こちらから集まってくる森にすむ動物や、精霊たち。いったいどこへ向かっているのでしょう。リズムをとって輪唱したくなるようなアイヌのことばと、プリミティブな迫力のある絵とが一体となって、生命感あふれる世界が展開します。フィナーレへむけ、熱く熱くヒートアップ! 最後には大きな絵がみられるしかけつき。
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ヤッホーホイホー ヤッホーホイホー激しく吹き荒れる雪、また雪。深い森の中、空一面、そして木々全てが雪に覆われた景色の隙間に見えるのは・・・アリューシャンのホッキョクグマ、ラポラポラのワシフクロウ。ヤッホーホイホー ヤッホーホイホー雪の斜面を駆け抜けていくのは、ウペペサンケのエゾジカたち?更に見えるのは、モイモイケのシベリアトナカイ、ルイルイパのこどもピト。そしてその先に現れたのは・・・!?ページをめくるたびに広がっていくのは、迫力の雪景色と、そこにみなぎる生命のパワー。圧倒的な冬の世界が目の前にせまってきます。それを上回る熱を放出しているのは一体誰なのでしょう。驚くのは、この絵がスズキコージさんによる路上ライブペインティングで描かれた巨大な一枚の絵だということ!!そう言われても、すぐには信じがたいのですが、巻末に付いている特大イラストを見れば、その全貌を堪能することができるのです。なんて密度の高い絵なのでしょう。そして絵本には、聞いたことあるような、初めて耳にするような・・・不思議な響きの言葉たちがのっています。最後の説明で北海道や樺太の地名、そしてアイヌ語やアイヌの伝承に登場する小人など、列島の最北端の地方の言葉だということがわかります。なるほど、声に出して読むと画面から冷たい風が吹き出してきそうな感覚があるのはそのためなのかもしれません。「ヤッホー・ホイホー」という言葉とともに集まる森の動物や精霊たち。冷たいけれど熱い、冬のおまつりをぜひ体験してみてください。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
私がかつて住んでいた北海道の、見に覚えのある懐かしい地名が出てきてちょっと嬉しくなりました。確かに厳しい冬なんですよ。しかしそんな厳しさをものともしない楽観的な雰囲気さえ漂わせるこの絵本。この人達、極寒の冬を楽しんでる…!(梅木水晶さん 30代・山形県 女の子3歳、男の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】