- 自閉症の倫理学
-
彼らの中で、彼らとは違って
The ethics of autism.勁草書房
デボラ・R.バーンバウム 柴田正良 大井学 重松加代子- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2013年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784326154272
[BOOKデータベースより]
他者の「心」を理解するのが困難な自閉症者と、私たちはどう向き合っていくべきなのか。自閉症の特異性ゆえに生じる倫理的問題を哲学的に考察し、社会のなかでともに生きる道を問いかける。
第1章 自閉症の哲学入門(自閉症に関する心の理論説、ならびにそれと競合する諸仮説;人間の行動を説明する二つの仮説に対する自閉症からの試練―理論説とシミュレーション説 ほか)
第2章 自閉症的人生の価値(道徳共同体のメンバーに関するウォレンの立場;人間の能力に関するヌスバウムの立場 ほか)
第3章 自閉症と道徳理論(ケネット―ヒューム説に対する反駁;ケネットによるカント説の慎重な受容と、ベンによる拒否 ほか)
第4章 自閉症と遺伝学的技術(親の自律性と、遺伝学的技術の使用に対する反論の失敗;障害に関する社会構成論 ほか)
第5章 自閉症者に対する研究(カントの議論、功利主義の議論、そして原則主義と自閉症;自閉症と研究への同意能力 ほか)
他者の「心」を理解するのが困難な自閉症者。それはどんな存在であり、社会の中でどう扱われるべきなのか。自閉症の特異性ゆえに生じる倫理的問題を哲学的に考察。社会の中でともに生きる道を問いかける。
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自閉症者はどんな存在であり、社会のなかでどう扱われるべきなのか?自閉症の特異性ゆえに生じる倫理的問題を、哲学的に考察する。 自閉症者は他者の「心」を理解する能力(=「心の理論」)が欠損しているとされる。他者とのコミュニケーションだけでなく自己理解にまで深刻な影響が及ぶだけに、自閉症者は非自閉症者と異なる世界を生きているとも言える。従来の倫理理論では捉えきれない自閉症者の存在を見つめ、彼らをどう理解しどう扱うべきかを原理的に考察する。