[BOOKデータベースより]
しろうさぎはもりのなかのちいさないえでうまれました。ちいさないえでしたけれど、しろうさぎにひつようなものはなんでもそろっていました。だいすきなおとうさんとおかあさんそして…。
[日販商品データベースより]お父さんとお母さんに愛情たっぷり注がれて育っているうさぎの子の小さな幸せを描いた絵本
森で生まれたばかりのしろうさぎにとって,見るもの触れるものが何でも珍しく新鮮です。お母さんの作るリンゴジャムに感動したうさぎの子は,お母さんに内緒でリンゴをかじりに行くことにしました…。石井睦美の愛にあふれたさりげないうさぎの子の日常を,酒井駒子が情感たっぷりに絵にしました。読後には幸せな気持ちが満ちる一冊です。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 橋の上で
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2022年09月発売】
- ぼくおかあさんのこと…
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2000年05月発売】
- ゆきがやんだら 新装版
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年12月発売】
- よるくま 2版
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【1999年11月発売】
- はんなちゃんがめをさましたら
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2012年11月発売】
森の中の小さな家で生まれたしろうさぎの子。小さな家でしたけれど、しろうさぎの必要なものは何でもそろっています。大好きなおとうさん、おかあさん。手作りのベッドやくろうさぎのぬいぐるみ。玄関だってちゃんとあるし、庭には家族にちょうどいい大きさのリンゴの木もあります。まだ小さなしろうさぎには知らないことがたくさんあります。ジャムやコンポート、りんごの実のことだって知りません。おとうさんやおかあさんにほめられればすごく嬉しいし、明日がくるのが楽しみで眠れなくなったりもします。しろうさぎはとても幸せなのです。ある日、しろうさぎはりんごをかじってみたくて、一人で庭の木の下までお出かけをします。そこでしろうさぎがかじったのは・・・!?石井睦美さんの優しいリズムの文章と、酒井駒子さんの力強く、でも本当に可愛らしい絵がしっくりと組み合わさって完成したこの一冊。小さなうさぎの、小さな幸せが描かれています。どのページを読んでいても、どこかくすぐったくなるような、甘くて懐かしい気持ちが心の中に生まれてきます。しろうさぎが大事に守られながら、少しずつ外の世界に出会っていく様子がとても嬉しくなるのです。りんごの実がなる秋を、何の心配もせずゆっくりと待つうさぎの親子。私たちもこの絵本を、いそがずにゆったりじっくりと、味わいながら読むことにしましょう。しろうさぎがお布団の中に入っている姿、口のまわりをジャムだらけにしている姿、おかあさんにだっこされている姿。見ているだけでもたまらない場面が続くことは言うまでもありませんね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
「でも、なんにも しんぱいはいりません。
このいえには、しろうさぎにひつようなものは
ぜんぶそろっているからです。
だいすきなおかあさんもおとうさんも、あかいクレヨンも。」
しろうさぎが、いつか大きくなって外の世界に出ていっても、
この家で愛されて育った、その記憶が
彼女を支え続けるんだろうな...
よく、「自己肯定感」という言葉がいわれますが、
わが家もそんなあたたかい場所を、めざさなくっちゃ!
子どもに聞かせるより、ママにまず楽しんでもらいたい一冊です。
しろうさぎの、いかにもこどもらしい勘違いが
かわいいったら、ありません。
あるよねー。あるある。(ミドリムシ917さん 40代・千葉県 女の子17歳、女の子13歳、男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】