- 日本人はなぜ富士山を求めるのか
-
富士講と山岳信仰の原点
徳間ポケット 020
- 価格
- 1,047円(本体952円+税)
- 発行年月
- 2013年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784198636746
[BOOKデータベースより]
「信仰の対象と芸術の源泉」として、世界文化遺産に登録された富士山。葛飾北斎の有名な浮世絵など、芸術的側面は知っていても、信仰の場としての富士山については知らない人が多い。そこで本書は、古代から現代まで、私たちがどのように富士山と向き合ってきたかを振り返り、その信仰のあり方を明らかにする。磐座信仰、神仏習合、修験道、富士講、新宗教。そこから見えてくるのは、日本人独特の宗教観だった!
第1章 富士山のどこにご利益があるのか(30万人を超える人たちが富士山に登っている;富士山には特別な価値がある;日本人の誇り ほか)
第2章 芸術と信仰の山(富士山は燃えていた;富士山が本当に注目されるのは江戸時代になってから;「三国一」の山 ほか)
第3章 日本人の信仰世界―自然崇拝と神仏習合(富士山信仰と神仏習合;日本と西洋の山のとらえ方の違い;神道の始まりは「磐座」の信仰 ほか)
第4章 富士山における修験道の展開(最初に富士山頂を極めたのは聖徳太子?;富士山には2通りの描き方がある;徐福と役行者の富士登山 ほか)
第5章 信仰のテーマパーク(庶民が重視したご利益の形;富士山のさまざまな仕掛け;「藤曼荼羅」に表れた山中浄土の考え方 ほか)
第6章 富士山と新宗教(富士山周辺に集まる新宗教;排他的な日蓮正宗;富士山のイメージを利用する創価学会 ほか)
古代から現代まで、私たちがどのように富士山と向き合ってきたかを振り返り、その信仰のあり方を明らかにする。磐座信仰、神仏習合、修験道、富士講…。そこから見えてくるのは、日本人独特の宗教観だった。
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