- 万葉集をどう読むか
-
歌の「発見」と漢字世界
Liberal arts
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2013年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784130830621
[BOOKデータベースより]
歌と文字の可能性を考える出発点。テキストとしての『古事記』『日本書紀』から、「古代」の成立を明らかにした著者による書き下ろし入門講義。
1 漢字世界のなかの歌(漢字世界のなかの歌と「歌集」)
2 万葉集の「歴史」世界(「歴史」としての『万葉集』―巻一、二がつくるもの;「歴史」の磁場―巻三、四、六をめぐって;私情をふくむ「歴史」世界;歌の環境―巻五について)
3 歌の世界のひろがり(歌の世界のひろがりと成熟;東歌と防人歌―列島をおおう定型短歌;歌の可能性の追求;編集された家持―歌の世界を体現する「歌日記」;おわりに―固有の言語世界という擬制を離れて)
歌集「万葉集」の書記方法や構成が、なぜ現在あるかたちで継承されているのか。歌が文字で表現されて生じる言葉の問題、編まれた「歌集」からみえてくる古代日本の歴史認識と、「万葉集」に新たな光をあてる入門講義。
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歌を文字にし、つくられた歌集が意味する事実から導かれる文字と言葉のダイナミズムと古代日本の歴史認識。 二〇巻からなる歌集『万葉集』の書記方法や構成がなぜ現在に継承されているのかという観点からひもとく入門講義.歌が文字で表現されて生じる言葉の問題編まれた歌集の背景にある古代日本の歴史認識など『万葉集』に新たな光をあてる.