- 競馬漂流記
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では、また、世界のどこかの観客席で
集英社文庫 た29ー4
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2013年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087451191
[BOOKデータベースより]
小さな鞄に荷物を詰めて、格安航空券で、どこかの国のどこかの競馬場を訪れる。旅先で待っているのは、鍛えられた名馬たちと、競馬を愛する人々との出会い。ともに熱狂と愉しみを分かち合い、レースが終われば、互いに挨拶を交わして、馬も人も故郷へと戻っていく。“では、また、友よ、世界のどこかの競馬場で―”。競馬を見る喜びと、その旅の記憶を綴ったエッセイの名著が、ついに文庫化。
プロローグにかえて では、また、東京で―ジャパンカップ92
ロンシャン、小さな数字の大きな意味
ケンブリッジ発12時30分、ニューマーケット競馬場行き
来年のダービー馬を知ってるかい?
アセッサーとその友人たちに乾杯!
昔、わたしの大好きな芦毛がいた
1984年11月10日、偉大な日の小さな出来事
ラリイにまかせろ
ミスター・フラナガンの歌声
一枚の写真〔ほか〕
世界中の競馬場で出会った、愛すべき馬と人々。ともに心躍る時を過ごし、レースが終われば、「では、また」と故郷へ戻っていく──競馬の悦びに溢れるエッセイの名著、文庫化。(解説/北上次郎)