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[BOOKデータベースより]
「情報待ち」「行政・専門家依存」はなぜ起こるのか?長年の研究成果と最新の知見を元に、東日本大震災を経た今だからこそ求められる革新的な災害情報像を、大胆かつ体系的に提起。災害情報がもたらす逆説的な効果(「リスク・コミュニケーションのパラドックス」)について精細に概念化し、それを踏まえて、真に有効で実践的な災害情報の生産・発信・共有を試みる。
第1部 災害情報の理論(災害情報のダブル・バインド;参加を促す災害情報―マニュアル・マップ・正統的周辺参加;「安全・安心」と災害情報―「天災は安心した頃にやって来る」)
第2部 事例に見る災害情報(「津波てんでんこ」の4つの意味―重層的な災害情報;「自然と社会」を分ける災害情報―神戸市都賀川災害;みんなで作る災害情報―「満点計画学習プログラム」)
第3部 災害情報の多様性(「あのとき」を伝える災害情報―生活習慣・痕跡・モニュメント・博物館;小説と災害―“選択”と“宿命”をめぐって;テレビの中の防災―「一代の英雄」/「地上の星」/「ストイックな交歓者」)
「情報待ち」「行政・専門家依存」はなぜ起こるのか。本書では、災害情報がもたらす逆説的な効果について精細に概念化し、それを踏まえて、真に有効で実践的な災害情報の生産・発信・共有を試みる。
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【2022年03月発売】
序章災害情報論
――リスク・コミュニケーションのパラドックス
第T部災害情報の理論
第1章災害情報のダブル・バインド
第2章参加を促す災害情報
――マニュアル・マップ・正当的周辺参加
第3章「安全・安心」と災害情報
――「天災は安心した頃にやって来る」
第U部事例に見る災害情報
第4章「津波てんでんこ」の4つの意味
――重層的な災害情報
第5章「自然と社会」を分ける災害情報
――神戸市都賀川災害
第6章