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[BOOKデータベースより]
後期フーコーは「権力があるところに、抵抗がある」には留まらない。権力関係を成立させる“自由”に賭けるのだ。自由を用いる統治する主体は、「主観的な」真理によって、自己と他者の振る舞いを導き、他者から導かれる。生の美学、自己の倫理、自由の実践は、自己と他者への統治的なはたらきかけを指す。後期フーコー権力論の転回、その可能性の核心を捉える俊英の鮮やかなデビュー作。
序章 フーコー統治論をめぐる状況
[日販商品データベースより]第1章 誘惑される権力―抵抗の先行性と不可能性をめぐって
第2章 規律訓練とエロスの技法―“導き”のキリスト教型権力モデル
第3章 司牧権力の系譜学―新自由主義批判から自己と他者の統治へ
第4章 イスラーム的統治は存在しない―政治的霊性としての“対抗導き”
第5章 用いる者と用いられるものは別である―一九八〇年代統治論の展開
終章 抵抗と権力から統治する主体へ
20世紀後半のフランスの代表的な思想家、ミシェル・フーコーについて、1970年代半ばから84年の思索に焦点をあてた思想史研究。後期フーコー権力論の転回、その可能性の核心を捉えた、鮮やかなデビュー作。