- そして日本経済が世界の希望になる
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PHP新書 887
The world looks to Japan’s economy again.- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2013年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569814780
[BOOKデータベースより]
バブル崩壊以降、なすすべなく「失われた20年」をすごしてきた日本。1998年に論文「It’s Baaack!」で無為無策を痛烈に批判した著者が、「異次元の金融緩和」で劇的に変化しはじめた日本経済にいま、熱い「期待」を寄せている。なぜ長きにわたってわが国はデフレから脱却できなかったのか。どうして人びとはインフレを過剰に恐れるのか。かつてと様変わりした中央銀行の役割とは。そして日本・世界経済はこの先、いったいどのような未来を描くのか―。アベノミクスの理論的支柱であるノーベル賞経済学者が「ロールモデルとしての日本」の可能性を語り尽くす。
第1章 「失われた20年」は人為的な問題だ(日本の経済不振は自らが蒔いた種;「流動性の罠」が発動する条件 ほか)
第2章 デフレ期待をただちに払拭せよ(なぜデフレよりインフレが望ましいのか;ピグー効果を相殺する経済条件 ほか)
第3章 中央銀行に「独立性」はいらない(英財務省の一機関だったイングランド銀行;なぜFRBの独立性は問題にならないのか ほか)
第4章 インフレ率2パーセント達成後の日本(株式市場はそもそも不安定なもの;インフレで財政問題は大きく好転する ほか)
第5章 10年後の世界経済はこう変わる(金融危機で表出した「恐慌型経済」;アメリカはまだ地盤を取り戻せていない ほか)
アベノミクスは正しい。ノーベル賞経済学者が、金融緩和の力、日銀の使命、日本経済の未来を解析。「ロールモデルとしての日本」の可能性を語り尽くす。山形浩生の解説も必読の1冊。
アべノミクスは正しい。世界でもっとも著名な経済学者が金融緩和の力、日銀の使命、日本経済の未来を解析。山形浩生氏の解説も必読。