- 世界恐慌 上
-
経済を破綻させた4人の中央銀行総裁
筑摩選書 0073
Lords of finance.- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2013年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784480015792
[BOOKデータベースより]
「戦争のような不経済なものは起こりえない」。誰もがそう思っていたにもかかわらず、世界は第一次大戦に突入した。戦後、膨大な財政赤字と不況を前に、英国、アメリカ、ドイツ、フランスの中央銀行総裁が世界の金融システム立て直しに立ち上がった―。一九一四年から四五年の混迷の三〇年間、世界経済に大きな影響を与え、破綻への道筋を作った彼らは、危機の渦中で何を守ろうとしたのか。それが世界経済にもたらしたものとは。二〇一〇年ピュリッツァー賞受賞作。
第1部 思いがけない嵐の襲来―一九一四年八月(プロローグ―戦争のような不経済なものは起こりえない;孤独な変わり者―一九一四年、英国;若き天才―一九一四年、ドイツ;頼もしい手―一九一四年、アメリカ;金融監察官―一九一四年、フランス;マネーの将軍たち―一九一四〜一九年、中央銀行)
第2部 決壊後―一九一九〜二三年(愚かきわまるインスピレーション―ドイツの賠償;アンクル・シャイロック―戦債;野蛮な遺産―金本位制度)
第3部 新しい風―一九二三〜二八年(混沌と希望をつなぐ橋―一九二三年、ドイツ;ドーズ・プランの開幕―一九二四年、ドイツ;金の宰相―一九二五年、英国;抵抗勢力との戦い―一九二六年、フランス)
1930年代、中央銀行総裁たちの決断が、世界経済を奈落に突き落とした。彼らは何を間違ったのか。バーナンキFRB議長も必読と勧める話題の書。〈受賞情報〉ピュリッツァー賞(2010年)
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デフレ、財政赤字、通貨戦争。現代と同じ病に苦しむ1920年代、中央銀行は何をし、いかに失敗したのか。ピュリッツァー賞受賞作。『下巻』同時刊。