- プラトン『国家』
-
逆説のユートピア
書物誕生 あたらしい古典入門
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2013年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000282819
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- プラトンを学ぶ人のために
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2014年07月発売】
- 変貌するギリシア哲学
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2022年01月発売】
- ソクラテス言行録 1
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2011年03月発売】
- ソクラテス言行録 2
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2022年07月発売】
- アリストテレス全集 10
-
価格:5,940円(本体5,400円+税)
【2016年03月発売】
[BOOKデータベースより]
理想の国家とはいかなるものか―アイロニーとパラドックスをたっぷり含ませながら、友人との対話を進めるソクラテス。当時のアテナイ社会の現実からすれば「荒唐無稽」とも、また現代の眼からすれば「独裁」の極みとも見られかねないきわどい議論を通じて、著者プラトンが目指したのは、“正義”と“幸福”そのものを問い直し、その実現に“哲学”がいかに関わるかを示すことであった。国家論、教育論、イデア論、男女論、魂の不死など、ありとあらゆる議論で思想史を切り拓いてきたこの“挑発の書”を、俯瞰する。
第1部 書物の旅路―政治と哲学、著述と対話(「哲学者」の誕生;著述と対話―「対話篇」ということ;プラトン著作の伝承;『国家』の読まれ方)
[日販商品データベースより]第2部 作品世界を読む―「一つの国家」を目指す対話(ベンディス祭の夜(第一巻327A‐331D);挑発するソクラテス(第一巻331D‐第二巻367E);モデルとしての国家建設;「一つの国家」という困難へ(第三巻412B‐第四巻427C);逆説の大浪(第五巻449A‐471C);第三の大浪―哲人統治者、そして哲学者とは(第五巻471C‐第七巻541B))
プラトンの真意は、「正義」そのものを問い直し、その実現に「哲学」がいかに関わるかを示すことにあった。国家論、教育論、イデア論など、ありとあらゆる議論で思想史を切り拓いたこの「挑発の書」を俯瞰する。