[BOOKデータベースより]
いま、世界で「食の戦争」が進行している―。遺伝子組換え作物が在来作物を駆逐し、ごく少数の多国籍企業が種子の命運を一手に握る。金の論理で「食」をコントロールするアメリカの狡猾な戦略を前に、無策の日本はどうすべきか。危機の本質と処方箋を考える。
第1章 戦略物資としての食料
第2章 食の安全を確保せよ―食の安全をめぐる数々の懸念
第3章 食の戦争1―モンサント発、遺伝子組換え作物戦争
第4章 食の戦争2―TPPと食
第5章 アメリカの攻撃的食戦略―日本農業に対する誤解
第6章 日本の進むべき道、「強い農業」を考える
TPP参加が現実味を増すなか、食戦略なき日本の食の未来はどうなるのか。日本が農業鎖国であるという言説は本当なのか。作物の遺伝子組み換えが進み、モンサント社をはじめ食産業の寡占化・食のグローバル化がますます進むなか、近未来の食をめぐる世界戦略地図はどう描きかえられるのか――。
「閉鎖的な農業戦略にショック療法を」というかけ声の裏側にある各国の食戦略のウソを読み解き、時代じだいの食戦略とその結末を歴史的に振り返り、アメリカンスタンダードにノーをつきつけるヨーロッパスタンダードを紹介。安全基準をも含めた食戦略の日本の、そしてアジアのあるべき姿を徹底して考える。
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