- 菊と刀
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日本文化の型
平凡社ライブラリー 793
The chrysanthemum and the sword.- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2013年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582767933
[BOOKデータベースより]
数多くの事実誤認をも含むこの日本文化論が、なぜ強い説得力をもって我々に迫るのか?ベネディクトの論理の神経叢までも浮き彫りにする精確にしてかつ読みやすい翻訳によって、長く誤読にさらされてきた問題の書を、いま読む・読みなおす!!
研究課題―日本
戦時中の日本人
「各々其ノ所ヲ得」
明治維新
過去と世間への債務者
万分の一の恩返し
「義理ほどつらいものはない」
汚名をすすぐ
人情の領域
徳のディレンマ
修用
子供は学ぶ
降伏後の日本人
西洋との比較の枠組みを与え、日本文化への反省と自負の言説を巻き起こしつづけた日本論の祖。事実誤認をも丁寧に注釈しながら、強固な説得力をもつこの書を、精確かつ読みやすく新訳。

ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4.5)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
『菊と刀』は、米国の文化人類学者ルース・ベネディクトによる、日本文化を説明した文化人類学の著作である。『菊と刀』は、ベネディクトの戦時中の調査研究をもとに1946年に出版された。ベネディクトは、フランツ・ボアズより教わった急進的な文化相対主義の概念を日本文化に適用するべく、恩や義理などといった日本文化『固有』の価値を分析した。(小辛/女性/20代)
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あおひな




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文化人類学の授業で読みました
TVなどで日本人より日本に詳しい外国人を見て感心することがありますが、この本はそういう種類の感心をするところが多いと思います。
言われてみれば、「なるほど」と思える日本人像が、色々と解説されています。























西洋との比較の枠組みを与え日本文化への反省と自負の言説を巻き起こしつづけた日本論の祖。トンデモ本的な事実誤認を丁寧に注釈しながら、強固な説得力をもつこの書を読みやすく新訳