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[BOOKデータベースより]
本巻では1641年から43年までの2年間に渡る86通の書簡が扱われる。この時期デカルトは「第七反論への答弁」や『ヴォエティウス宛書簡』により、“新哲学”のリーダーとして“旧哲学”と激しく論争していたが、本書はその実情を伝える貴重な記録である。また地球の運動をめぐる一連の自然学的業績が展開される。
某からデカルトへ―パリ・1641年7月 「第五答弁」への反論
[日販商品データベースより]ホイヘンスからデカルトへ―オフェレン・1641年7月17日 『省察』
デカルトからメルセンヌへ―エンデヘスト・1641年7月22日 「第六答弁」、ガッサンディ、超戦士
デカルトからドゥロネーへ―エンデヘスト・1641年7月22日 形而上学の緒論、心身の区別
デカルトからホイヘンスへ―エンデヘスト・1641年7月29日 誤植、『省察』への反論
デカルトから某へ―エンデヘスト・1641年8月 超戦士の反論への答弁
デカルトからメルセンヌへ―エンデヘスト・1641年9月 反論送付の断り
デカルトからレギウスへ―エンデヘスト・1641年11月 『生理学』、シルヴィウスの反論、血液循環
デカルトからレギウスへ―エンデヘスト・1641年11月 『生理学』、シルヴィウスの反論、『省察』第二版
デカルトからメルセンヌへ―エンデヘスト・1641年11月17日 『省察』第二版、衝突の規則〔ほか〕
デカルトは730通以上の膨大な往復書簡を残したが,それらはラテン語,フランス語,オランダ語で書かれた。そのうちわが国で翻訳されているのは30%ほどであり,数学や物 理学に関わる書簡は割愛されてきた。
本シリーズ全8巻は研究者の使用に耐える翻訳を作成し,簡潔な歴史的,テキスト的な訳注を施して,基礎資料として長く活用されることを期して企画された。
17世紀において書簡の果たす役割は大きく,それは私的な文書であると同時に複数の人に読まれることを意識して書かれた。デカルトの場合,著作ではあまり触れられない心身問題や永遠真理創造説,形而上学の諸問題,道徳論など多くの哲学的問題に立ち入った議論がなされており,書簡を通してデカルト思想の細部が明らかにされる。デカルトは「書簡によって哲学する」,書簡は「知性の実験室」と言われる由縁である。
本巻では1641年から43年までの2年間に渡る86通の書簡が扱われる。この時期デカルトは「第七反論への答弁」や『ヴォエティウス宛書簡』により,〈新哲学〉のリーダーとして〈旧哲学〉と激しく論争していたが,本書はその実情を伝える貴重な記録である。また地球の運動をめぐる一連の自然学的業績が展開される。