この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- フロム・ティンバーランド
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2024年10月発売】
- ルート29、解放 新装版
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年11月発売】
- 猫町diary
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2022年08月発売】
- 万樹奏
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2019年08月発売】
[BOOKデータベースより]
『数式に物語を代入しながら何も言わなくなったFに、掲げる詩集』で鮮烈に登場した詩人の、いまを生きる作品群。今日の悲歌がまっすぐに立ちあがる。
詩集「数式に物語を代入しながら何も言わなくなったFに、掲げる詩集」全篇
[日販商品データベースより]詩集「御世の戦示の木の下で」から
未刊詩篇
散文
作品論・詩人論
往復書簡=稲川方人・中尾太一
今日は鳥が見えないが、犬が川を流れている、へい、命を返してくれ返してくれ、それはボブ・ディランのなんていう曲だったろう、僕は柱になって倒れていた
それから何処までも転がっていった、柱の中には二人の子供が身体を寄せ合っている、そいつらも激しい雨を感じて泣いている、やすらかに眠っていてくれ
(「a viaduct」)
「そこには常に、のっぴきならない切実さが溢れている。中尾太一は彼の才能と死のものぐるいで闘争しつつ、詩を書き続けている」(佐々木敦)
『数式に物語を代入しながら何も言わなくなったFに、掲げる詩集』で鮮烈に登場した詩人の、いまを生きる作品群。今日の悲歌がまっすぐに立ちあがる。
解説=山嵜高裕、白鳥央堂、安川奈緒、往復書簡=稲川方人