[BOOKデータベースより]
ねーねーはみどりがいけにくらすおおきなおおきなおたまじゃくしのおんなのこ。でも…なつがきてもねーねーはかえるにはなりませんでした。「わたしみたいなおおきなおたまじゃくしどこかにいないかなあ」
[日販商品データベースより]ねーねーはおたまじゃくしの女の子。 でも他のおたまじゃくしよりも、とっても大きい。 みんなが蛙になるのに、ねーねーはいつまでたってもしっぽがはえたまま。 心配したお母さんとお父さんはお医者さんに連れて行き、しっぽを切ってもらうことに。 その夜「しっぽをきるのはいや」ねーねーはそっとうちをでて川を上っていきます。 と、そこで出会ったのは…
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みどりがいけに住んでいるのは、歌の上手なかえるのおとうさん、かえるとび名人のおかあさん。そしてかわいいおたまじゃくしの子どもたち。あれれ、いっぴきだけなんだかすごく大きなおたまじゃくしがいるようだけど・・・?それがこの絵本の主人公の女の子「ねーねー」です。ねーねーは小さないもうとたちに慕われて、おとうさんやおかあさんには「さぞかしりっぱなかえるになるだろう」と期待され、とても幸せに暮らしていました。ところが夏がきて、みんながかえるになっても、ねーねーの姿は変わりません。どんどん大きくなるけれど、みんなと同じことができるようにはならないのです。それどころか、家にも入れなくなるし、うっかりあくびをすればみんなを吸い込んでしまいそうになるし。心配になったおとうさんとおかあさんは、ねーねーをお医者さんに連れて行き、しっぽを切ろうということに。それはさすがにこわい!!ねーねーはそっとみどりがいけを出て行き、川をのぼっていきます。そこで出会ったのは・・・。家族の中でひとり大きなねーねー。見ていると不安がつのります。「どうしてこんなことになっちゃったの?」「違う場所から迷い込んできちゃったのかな」でも、おとうさんもおかあさんも、ねーねーに優しく大切に接します。だからこそ、ねーねーは自分の本当の居場所を一人で探しに出かけるのです。そこで出会った素敵な出会いを、家族みんなにちゃんと報告するためにね。大きくて真っ赤な体がとってもチャーミングなねーねー、そして水の音が聞こえてきそうな透き通ったきれいな川の中、そしてねーねーを見守るまわりの優しい眼差し。どの場面を見ていても、とてもあたたかな気持ちになれる絵本です。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
ねーねーは大きなおたまじゃくしの女の子。夏が来てみんながかえるになっても、ねーねーはしっぽが生えたまま。かえるとびもできないし、葉っぱにじょうずに乗ることもできません。では、しっぽを切ったらかえるになるのではと、しっぽを切ることになったのですが、ねーねーは自分のような大きなおたまじゃくしがいないか、池の外にさがしに行くことにしました。
うんうん、ねーねーは、きっとかえるの子どもではないなと思いながら、では、いったい何の子どもだろうと、ワクワクしながらページをめくりました。そして、わかった、その正体とは?
かえるのおとうさんやおかあさん、そしてきょうだいたちも心配していないかなあ。(おしんさん 50代・鹿児島県 )
【情報提供・絵本ナビ】