- 若様組まいる
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2013年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062775403
[BOOKデータベースより]
時は明治二十年―。世が世なら若殿様のはずだった旧幕臣の子息たち、人呼んで「若様組」の面々は、暮らしのため巡査を志し、芝愛宕の教習所に入った。だが、街中でピストル強盗の噂が絶えないなか、教習所内でも銃に絡む謎の事件が勃発。若様組に薩摩組、静岡組、平民組が入り乱れての犯人捜しが始まった!
[日販商品データベースより]明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子店を開いた。店には、旧幕臣の「若様組」の面々や、女学校に通うお嬢様・沙羅が甘い菓子と安らぎを求めてやってきた。その少し前――。徳川の世であれば「若殿様」と呼ばれていたはずの旧幕臣の子息・長瀬とその友人は、暮らしのために巡査になることを決意。芝愛宕の巡査教習所で訓練を受けていた。そして、ピストル強盗の噂が絶えない物騒な昨今、教習所でも銃に絡む事件が起きた!
明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子店を開いた。店には、旧幕臣の「若様組」の面々や、女学校に通うお嬢様・沙羅が甘い菓子と安らぎを求めてやってきた。その少し前――。徳川の世であれば、「若殿様」と呼ばれていたはずの旧幕臣の子息・長瀬とその友人は、暮らしのために巡査になることを決意。今は芝愛宕の巡査教習所で訓練を受けていた。ピストル強盗の噂が絶えない物騒な昨今、教習所でも銃に絡む事件が起きた。若様組の他、薩摩出身者、直参で徳川について静岡に行った士族たち、商家の子息たち、さまざまな生徒に、何やら胡散臭い所長や教員を巻き込んで、犯人捜しが始まる。大好評『アイスクリン強し』の前日譚。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
江戸時代なら「若殿様」だった元幕臣の警官達「若様組」が明治時代をどう生きていくのか、江戸からの過渡期を綴った1作。武家の心を持ちながら柔軟に生きていかざるを得ない若様組にまいりました!前作「アイスクリン強」と合わせて次作が気になる1冊です。(ぱんだいるか/女性/30代)
徳川の世であれば「若殿様」と呼ばれていたはずの長瀬たち。日々の糧のため巡査にならんとする彼らの身近で、銃絡み事件が発生した! 明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子店を開いた。店には、旧幕臣の「若様組」の面々や、女学校に通うお嬢様・沙羅が甘い菓子と安らぎを求めてやってきた。その少し前――。徳川の世であれば、「若殿様」と呼ばれていたはずの旧幕臣の子息・長瀬とその友人は、暮らしのために巡査になることを決意。今は芝愛宕の巡査教習所で訓練を受けていた。ピストル強盗の噂が絶えない物騒な昨今、教習所でも銃に絡む事